嘔吐下痢症から学んだこと
以前、管理栄養士として高齢者施設で働いていた時、
職場で嘔吐下痢症をうつされたことがあります。
ある一人の利用者さんが病院受診で外出した際に貰ってきたらしく、
その他の利用者さんや介護職員にうつっていったかたちです。
で、介護職員さんがどんどん倒れていって、
ただでさえ足りない人手が更に足りないうことで、
私は食事介助に毎回行ってたんですよね。
上司は一生懸命「この危機をみんなで支え合って乗り越えよう！」
なんてほざいてましたが。
とにかく、手指の消毒や手洗いを徹底するけど、
なんか、衛生に関する知識が無いって怖いなーと思いましたね。
厨房は委託業者が入っていたので、
私自身が厨房に入って作業するなんてことはなかったですが。
厨房の職員さんとは接触があるのに普通に感染源に突撃させるという……。
で、そんな感じで一ヶ月くらいしてようやく落ち着きだした頃、
全く同じ症状が私にも起こりました。
夕方くらいからちょっと気分悪いなと思っていたんですが、
普通に夕食を食べたその日の夜中、思いっきり戻したんですよね。
そこからはもう、ひたすら戻してました。
下痢は数回くらいだったんですが、嘔吐は10回以上ありましたね。
胃の中のものが無くなって、胃液しか出なくても吐き続けるという……。
いやぁ、本当にきつかったですね。
戻したのなんて中学生の時以来だから、なおさらきつかったです。
年齢を感じました、いやマジで……。
夜中の1時位から朝の9時位まで、寝ては吐き気で起き、
戻して寝てまた吐き気に起こされるということを繰り返してました。
熱もあるし、一向に吐き気がおさまらなかったので、
朝、病院に行って、吐き気止めを貰ってようやく落ち着きました……。
まあ、吐き気を止めたら今度は下痢になるんですが、
最初の頃のような勢いはなくなっていたので、
休みを貰ってゆっくり療養してました。
ただ、嘔吐下痢症にかかった時、
まだ勤め始めて2ヶ月しか経っていなかったので、
欠勤扱いで給料かなり削られておりました。(2万円くらいかな)
もう、気持ち悪いわ喉も痛いわ施設のせいなのに酷いわ
最悪だぁって思っていたけれど。
いくつか学べたこともありました。
1つは、親のありがたみですね。
私は一度も実家を出たことがなく、ずっと両親と暮らしているんですが。
無意識に「一緒にいるのが当たり前」になってしまっているんですよね。
嘔吐しすぎてフラフラな状態の私が危なっかしいからと、
母が病院に付き添ってくれたり。
脱水症起こさないようにとOS-1買ってきてくれたり、
消化に良いものを買ってきてくれたり。
これが当たり前だと思っちゃいけないな、感謝しないとなと思えました。
もう一つは、ネットビジネスと音声教材の重要性です。
私の場合、症状自体は薬を飲むことでおさえられたんですが、
失った体力を回復させるのに時間がかかったんですね。
実はこの時すでにこのブログはあったんですが、
更新がおろそかになっていて、宙ぶらりんな状況でした。
時間はあるから記事は書けるけどキツくて動けない。
よし！じゃあ、耳があるから音声流そう！と急に思い立ち、
YouTubeでビジネス系の動画をひたすら流しました。(寝た状態で)
おかげで、肉体的だけでなく、精神的にも回復し、
もう一度退職する決意を固めることができた時。
中途半端な状態だったブログを、
もう一度立てなおすきっかけになった人と出会いました。
今こうして、記事を更新できて、
Twitterやメルマガにも挑戦できるようになったのは、
嘔吐下痢症になったからこそだと思います。
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いつまで配布できるかは分かりませんので、気になった方はお早めに。
とまあ、こんな感じで日々の出来事を学びに変えられる生活って
とても楽しいなと思えるようになって。
あの時のことを笑って話せるようになったので、記事にしてみました。
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