成功したいなら、完璧を求める必要はないという話

 

突然ですが、質問です。

 

 

 

あなたは、完璧主義ですか?

 

 

 

もし、完璧主義でなく、要領よく物事をこなせる自信があるなら、
このページを閉じて頂いて構いません。
(時間の無駄遣いになると思うので)

 

 

 

もし、あなたが完璧主義であったり、
完璧を求めすぎて行動できなかった過去があるなら、
このまま読み進めてみてください。

 

 

 

完璧を求めすぎるのは、行動するのが怖いから

 

成功する人と、そうでない人の違いは色々な要因があるとは思いますが、
その中でも特に成功できない人、成果が出ない人の特徴があります。

 

 

それが、

 

「完璧を求めすぎている」

 

ということなんです。

 

 

 

この、完璧を求めすぎる人ほど、
成功できない、成果が出ないと特に感じるようになったんですが、
あなたはどうですか?

 

 

ちなみに私は、わりと完璧主義で、
きちんと準備や勉強してからやろう」と思うタイプです。

 

 

 

しかし、結局勉強したり準備したりしても、
そこから行動するかどうかは定かではありません。

 

 

それこそ、「石橋を叩いても渡らない」
タイプの人間でした。

 

 

 

私のような完璧主義者は、とにかくすべてを完璧にこなそうとし、
全ての勝負に勝とうとするため、まず行動を起こせません。

 

 

 

言い換えると、
「全ての準備や勉強が終わってからでしか動けない」
んです。

 

 

 

それこそ、本来なら行動を起こすための準備のはずが、
気づけば準備そのものが目的になって、
準備だけで終わってしまうこともありました。

 

 

 

旅行に行くために計画を立てているはずが、
気づけば旅行に行く「計画」を立てるのが目的になって、
いつか行くだろうな……、という気持ちになって結局行かない。
といった感じです。

 

 

 

失敗するのも怖いし、行動するのが怖いんです。
正直、「準備をするから」という言い訳で逃げていただけなんです。

 

 

 

でも、その考え方が少しだけ変わるきっかけがありました。

 

 

 

目の前のことに追われて、本来の目的を見失わないこと

 

 

母が以前、とある2人の大学生の話をしてくれました。

 

 

 

その2人の学生は、
提出期限の迫った卒業論文に取り組んでいました。

 

 

 

2人とも、なかなかうまく書けなくて、
締め切りぎりぎりまで書いていました。

 

 

 

実はこの2人、最終的に1人が単位を落として卒業できず、
もう1人は無事卒業できたんだそうです。

 

 

 

なぜだと思いますか?

 

 

 

実力の差、と言ってしまったらそれまでですが、
これは実は、物事を柔軟にとらえ、
完璧を求めなかったからこそ上手くいったんです。

 

 

 

1人は、最後まで完璧に仕上げることができましたが、
提出期限は過ぎてしまっていました。

 

 

 

もう1人は、このまま完璧を求めてしまうと期限に間に合わないと考え、
とにかく『提出する』ことを優先し、そこそこの完成度で提出しました。

 

 

そして、提出した後で、足りなかった部分や未完成の部分を修正したそうです。

 

 

 

この話は、私が大学生の時、複数のレポートに追われ、
徹夜しているのを心配した母がしてくれたものです。

 

 

「完璧にすることが悪いわけじゃない。
でも、『レポートを完璧に仕上げること』にこだわったせいで、
その大学生は、レポートを提出した先にある『卒業』が出来なかったの。
徹夜で頑張るなとまでは言わない。
でも、完璧を求めすぎて、本来の目的を見失わないようにだけはしなさい。」

 

 

 

言われて初めて目が覚めた気がしましたね。
(徹夜明けでめちゃくちゃ眠かったんですけど)

 

 

 

結局、レポートの課題を貰ってすぐに始めればいいものの、
いつまで経っても行動しないわりに、期限ぎりぎりになって慌てて始め。

 

 

中途半端に完璧主義だから、
細かい箇所が気になって修正して直前までバタバタする。

 

 

で、最終的に間に合わなくて、
試験のためとか成績が〜とかよりも、
『提出する』ことが目的になってしまっていました。

 

 

 

そんなことを当たり前のように繰り返していた自分が
恥ずかしくなりました。

 

 

 

それでも、そんなにすぐに人が変われるわけもなく。

 

 

 

あれから何年も経って、アフィリエイトを始めた時も、
その完璧主義が災いして、
かなり長いこと行動にうつせなかったです。

 

 

特に怖かったのは、こうして文章を書くことでした。

 

「否定されたらどうしよう」
「そもそも私の記事を見てくれる人なんていないんじゃないか」

 

そんなことばかり考えて、
書いては消して、書いては消してを繰り返していました。

 

 

あまりに迷いすぎて、自己啓発本に手を出しては、
違うと捨てたりしていました。

 

 

しかし、それらの自己啓発本は、要約すると、
結局一つのことしか言っていませんでした。

 

「完璧である必要はない。行動しろ、行動すれば成功する」

 

ということです。

 

 

こうした迷いを経験し、最終的に自分が、
「何のためにアフィリエイトを始めたのか」という、
本来の目的を思い出せたから、今があります。

 

 

ネットビジネスでも、リアルビジネスでも。
成功する人というのは、完璧・完全、あるいは
勝負において全勝を目指すことなんて考えていません。

 

 

とにかく、「行動すること」を第一に考えて、
たくさんの挑戦をします。

 

 

 

当然、それだけ行動するわけですから、
失敗や負けもたくさん経験します。

 

 

 

しかし、行動を起こしているから、失敗や負けに劣らないくらい
成功や勝ちも積みあがっているんです。

 

 

完璧を求めすぎると、一生行動できなくて、
今のままの生活が続く可能性が高いです。

 

 

 

もちろん、あなたがそれでいいというのなら、
私から言うことは何もありません。

 

 

あなたの人生は、他でもないあなた自身のものだからです。
どういう考えでどう生きようと、それはあなたの自由です。

 

 

 

ただ、人生は泣いても笑っても一度きり。
もし本当に成功したいと思うなら、自分が行動できない理由が
完璧を求めすぎている」からかもしれないと、
振り返ってみてもいいのではないでしょうか?

 

 

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