せっかくのインプットを無駄にしないために必要なこと

 

 

情報発信をしていく上で大切なのは、「自己投資」です。
つまり、学ぶこと(インプット)ですね。

 

 

 

その分野に精通している人なら、そのまま自分の経験などを交えて
情報発信することは可能だと思います。

 

 

 

ですが、自分が興味はあるけれどよく知らないという初心者であれば、
これからしっかり稼いでいけるよう、インプット(知る・学ぶ)することに
時間や労力、お金などを使っていく必要があります。

 

 

 

インプットやアウトプットの重要性は、以前の記事でもお伝えしましたが。

参考記事
インプットとアウトプットのバランス

 

今回は、インプットに焦点を当てて、
せっかくのインプットを無駄にしないための考え方をお伝えします。

 

 

 

これを知っているのと知らないのとでは、
インプットの質がまるで変ってきますので、
ぜひ最後まで読まれることをおススメします。

 

 

インプットの質の低下を招いてしまう考え方

 

 

私たちは、何かを学んでいる時、色んなことを考えが浮かんでくると思います。

 

 

例えば、一冊本を読んでいるとします。

 

その本を読みながらあなたは、色んな事を考えるわけです。

 

ここの説明は分かりやすい、参考にしよう
この考え方は面白いな
へえ、そうだったんだ

 

このような感じで、色んな感想や考えが浮かんできますよね。

 

 

実は、このインプットの仕方の中に、インプットの質を下げてしまう考え方があります。

 

 

「これはもう既に知っている」

 

「これはよくない、間違っている」

 

という2つの受け止め方です。

 

 

1つずつ説明しますね。

 

 

「これはもう既に知っている」これが、インプットの質を下げる理由

 

例えば、あなたが勉強していたとします。
同じ内容を繰り返しインプットする時や、一回どこかで聞いたことのある内容がある場合など、
つい、「ああ、それね。もう知っているよ」と思ってしまいますよね。

 

 

私もついつい思ってしまいます。

 

 

何度も同じ問題を解いていると、
「もう答え知っているし!」って考えながら勉強していましたし、
インプットに限らず、小説を読んでいる時などでも「何となく先が読めるもの」は、
サラッと読んで終わらせたりなんて日常茶飯事でした。

 

 

ですが、そうやって「あぁ、これもう知っている!」と考えた時点で、
私たちの脳は、そこから先のインプットをしようとしなくなるんだそうです。

 

 

つまり、
「この内容は前にも聞いたから、内容は全部知っているよ。」
「この話は以前、どこかで聞いたことある。同じこと言ってる。」と。

 

そう考えた時点で、何も頭に入ってこなくなるということなんです。

 

 

専門的な説明は省きますが、これは脳科学的にも明らかなんだそうです。

 

 

しかし、この考え方はとても危険です。

 

 

そもそも、同じ本や教材などの「同じインプット材料」であったとしても、
以前学んだ時と、今学んだ時とでは、得られる学びも変わってくるんです。

 

 

昔見た映画やドラマ、本などを読み返したら、
得られる学びや気づき、物語の印象が変わるという経験は誰しもあるのではないでしょうか。

 

 

それはそうですよね、あなたがその映画やドラマ、本などを見た時の「視点」は、
昔と今では違うはずなんですから。

 

 

何度も見たり、読み返すうちに、何となくしか分からなかった部分が、
より深く理解できるようになったりするんです。

 

 

その時に必要な情報を脳が得ようとしているのだから、当然なんです。

 

 

それなのに、そういったインプットの時に「これはもう知っているから」と思ってしまうと、
インプットすることを脳がやめてしまうため、そこから新しい学びや気づきを得られなくなるんです。

 

 

 

一度聞いただけで知っていると考えて、インプットの質を下げてしまうのは、
とてももったいないと思いませんか?

 

 

インプットには、時間や労力、お金もかかります。
それらを無駄にしないためにも、「もう知っているから」と言って
情報をシャットアウトするのはやめた方が自分の成長につながりますよ。

 

 

「これはよくない、間違っている」これも、インプットの質を下げてしまう考え方

 

 

そして、せっかくのインプットを無駄にしてしまうもう一つの考え方が、
「いや、それは違うだろ!」と、やたらと反論しようとする考え方です。

 

 

先ほどと同様に、こういった考え方もインプットが無駄になってしまうので、注意が必要です。

 

 

そもそも、どんな意見であっても、100%の賛同を得られるものなんてありません
反対意見なんて探そうと思えばいくらでも出てくるでしょうし、
出てこない方がおかしかったりするんです。

 

 

それに、何が正解で何が不正解かなんて、
人によって変わりますし、その時の状況によっても左右されます。

 

 

ちょっと物騒で極端な例ですが……例えば「殺人」。

 

「人を殺すのは悪いことだ」というのはほとんどの人の共通認識だと思います。

 

ですが、自分が殺されそうになったから、他に方法がなくて殺してしまった、
という場合には「正当防衛」が適用されることもあります。

 

 

また、自分の子供が暴れまわって人様に迷惑がかかってしまうかもしれない、
だから問題を起こす前に自分の手で……それがあの子にとっては幸せだから……。
なんていう考え方もあります。
(この場合、本人にとっては、本来正解になり得ない殺人が正解になるんです)

 

 

ちょっと不快に思われたかもしれませんね。

 

 

 

もちろん、何でもかんでも鵜呑みにするよりかは、
そういった反対思考を持っていた方が良い場合もあります。

 

 

しかし、何を聞いても「それはおかしい!」というような反対思考を持っていると、
揚げ足ばかり取ることに必死になって、自分にとって有益な情報が頭に入ってこなくなります。

 

 

それに、反対することに躍起になっていると、損をすることの方が多くなります。

 

 

つまり、全ての意見を何でもかんでも信用するより、こういった反論をしていく方が良い場合もありますが、
そこに固執すると、必要な学びすら得られなくなるということです。

 

 

インプットをするときは、余計な感情をはさまない

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

「これはもう既に知っている」
「これはよくない、間違っている」

 

この2つが、インプットの質を下げてしまっているというお話でした。

 

実は、この2つには共通する点があります。
それは、「余計な感情が混じっている」ということです。

 

 

余計な感情に振り回されていると、本来学べることが学べなくなってしまいます。

 

 

学ぶときには、とにかく感情を交えずに「へぇ、そうなんだ!知らなかった!」
と受け入れることが大切です。

 

 

そのあと、その情報を鵜呑みにするのではなく、
「あの人はああ言っていたけど、他の人はどんな意見なんだろう?」
「他の人の意見もだいたい同じだった。
じゃあ、どうしてそう言われるようになったんだろう?」

 

 

というふうに「疑問」を持ち、それをまた新たな「学び」に変えていくんです。
こうすることで、鵜呑みを防止できますし、より自分の知識の幅が増えていきます。

 

 

せっかくのインプットを無駄にしないためにも、
柔軟な考え方ができるようにしておきたいものですね。

 

 

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