医者っぽくない医者との出会い

 

「へぇ、面白そう。じゃあ、行く。」

 

 

金銭トラブルに巻き込まれてから半年後、
貯金生活を送っていた私に最初の転機が訪れます。

 

 

『医者っぽくない医者』との出会いです。

 

 

もともと、父がその先生のところに通っていたのですが、
私は特に気にしていませんでした。(全く興味ありませんでしたし)

 

 

ですが、その先生のところに母も通うことが決まり、日程も決まった後、
普通に一緒に買物に行った先で突然母が倒れたんです。

 

 

特に異常はありませんでしたが、
母が一人でその先生のところに行くのが怖い(診療所は関東です)というので、
急遽付き添うこととなり、結果的に私も通うことになりました。

 

 

 

【月一回、福岡と関東を往復する】

 

それまで、１人で旅行に行くということをほとんどしたことがなかったので、
最初の頃はちょっとした旅行気分でした。

 

 

新幹線に乗ったり、飛行機に乗ったり。
毎月同じホテルだと飽きるから、調べて気に入ったところに泊まってみたり。

 

 

ご当地ラーメンのインスタントを買ってきて、厨房で作ってみんなで食べたり。

 

 

そんな風に、そこそこ楽しんではいましたが、
それと同時に、それまでほとんど考えることがなかった「これから」
のことについても考えるようになったのもこの時期です。

 

 

それまでは、何を気にすることもなく、ただ何となく
このままの生活が続いていくんだろうなくらいにしか考えていませんでした。

 

 

結婚や子供なんて全く考えられなかったですね。
(これに関しては今でも考えていませんが……)

 

 

正直な所、私の場合好きになる人の性別によって左右されることも多いため、
『結婚する・しない』『子供いる・いらない』などとはっきりとは決められない、
とても宙ぶらりんな状態なんですよね。

 

 

個人的には、結婚したいと全く思わないし、子供も欲しくはないですが、
人生どうなるかなんて誰にも分かりません。

 

 

結局、セクシュアリティ云々もあるものの、
「このまま独身で働き続けていくのに、この給料のままでいいのか？」
という漠然とした不安を抱え、基本給を1万円上げるのに10年かかるこの施設に
とどまり続けることが本当に正しいのか分からなくなってきたんです。

 

 

給料に関しては以下のような記事も書きました。もし興味があればどうぞ。
【画像有り】管理栄養士の給料はどのくらい？

 

 

 

そんなふうに悩んでいた時、母から一言、
「独身の間は、貯金よりも自分のスキルアップのためにお金を使いなさい」
と言われたのをきっかけに。

 

 

「安定していて給料がいいと言えば公務員かな」
「勉強するためにある程度期間が必要だし」
という安易な考えのもと、公務員になるために退職を決意しました。

 

 

第一回、ニート生活の幕開けです。

 

公務員試験との闘いの日々へつづく

 

 

※ご入力いただいたアドレスは厳重な管理のもと、外部への公開、 売却等は一切いたしません。講座はいつでも解除可能です。