朝食は食べても食べなくてもいい

 

私が管理栄養士の公務員を目指していた頃。

 

 

 

面接の場でよく聞かれていました。
「朝食を食べましたか?」と。

 

 

 

面接官が、私たち受験者の緊張をほぐすために、聞いてくる質問です。

 

 

 

大体、「昨日はよく眠れましたか?」とか「緊張していますか?」など
世間話のような感じで話しかけてきます。

 

 

 

私は、管理栄養士枠もしくは栄養士枠で受けるので、
朝食を食べたかどうかは必ずと言ってもいいほど聞かれました。

 

 

 

余談ですが、私は県外の市区町村を受けることがほとんどだったので、
前日のうちに現地入りしたのかと問われることが多かったです。

 

 

 

一回、関東の方に福岡から受けに行ったとき、
どうやって現地まで来たのかと問われたので、
「バイト終了後、夜行バスで来た」
と答えたら爆笑されました。

 

 

 

 

面接中も、
「もし受かったら、夜行バスでは通えないからこっちに住むよね?(笑)」
という風に、ネタにされていました。

 

 

 

まあ、それはさておき。

 

 

 

やはり栄養士という立場上、朝食を食べることが
当たり前という感じはありました。

 

 

 

食育をする立場でもあるため、当然と言えば当然ですね。

 

 

 

でも、私はずっと疑問を感じながら面接を受けていました。

 

 

 

 

「朝食」は、食べないといけないもの?

 

 

 

結論から言うと、個人的には、
朝食は食べても食べなくてもいいと思っています。

 

 

 

そもそも、一人ひとり必要なエネルギーは違うんです。
一日三回、毎食きちんと食べる必要もないと思います。

 

 

 

一日一食、一日二食、一日六食、ほぼ絶食……
自分の身体と向き合って、
自分の生活スタイルに合わせて考えていけばいいことのはずなんです。

 

 

 

育ちざかりの場合は、お腹もすくだろうし、
成長に必要な栄養を摂る必要があるから、
食べた方がいいとは思います。

 

 

 

でも、成長期を過ぎた大人はどうでしょう。
成長期同様の食事をしていれば、
栄養の摂りすぎになると思いませんか?

 

 

 

自分の身体や生活スタイルに合わせて変えていった方がいいと思います。

 

 

 

事務作業など、あまり運動しないなら、朝食を食べない(もしくは軽くする)。

 

 

 

作業員など、力仕事をしたり、運動するならしっかり朝食を食べる。
(空腹状態で作業して、怪我につながることも考えられるため)

 

 

 

そんな風に、あまり難しく考えない方がいい。私はそう思います。

 

 

 

朝食を食べる習慣がある人でも、
時間がなかったり、体調がよくなくて食べないという事もあると思います。

 

 

反対に、普段は朝食を食べない人でも、
何となく食べようかなと思う時だってありますよね。

 

 

確かに、食べたり食べなかったりと、あまりにバラバラな状態は、
身体が急な変化に対応しきれなかったりすることもあると思うので、
さけたいところではあります。

 

 

 

ですが、病気になるから食べた方がいいとか、
太るから食べない方がいいなどと考えていたら、
本来、自由に決めていいはずの「食べる」という行為が
義務になってしまいます。

 

 

 

むしろ、そのストレスで病気になったり太りそうな気がします。

 

 

 

朝食を食べない人は悪者?

 

 

 

県や市が出している、「食育推進計画」を見ていて、
いつも疑問に思っていました。

 

 

例えば。
朝食を食べる人が8割、食べない人が2割。
食べない人にも、朝食の重要性を説明し、朝食を食べるよう促していく。

 

 

 

そういった内容がよく書かれているんです。

 

 

 

正直、いらいらします。
そんなに朝食を食べないことって悪いことなんでしょうか。

 

 

科学的な根拠うんぬんより、自分の身体に耳を傾ける方がいい気がします。

 

 

 

それでも。

 

 

朝食を食べる派にとっては、食べることが当たり前。
だから、朝食を食べることで起きるメリットに目を向ける。

 

対して、朝食を食べない派にとっては、食べないことが当たり前。
朝食を食べないことで起きる様々なメリットに目を向けます。

 

 

 

人は、どんなに科学的根拠を積み上げて説得していっても、
信じたくないものは信じないということが、
アメリカの研究結果として出ているそうですね。

 

 

 

食べたいなら食べる、食べたくないなら食べない。
それでいいじゃないですか。

 

 

 

世の中に、絶対なんてほぼ存在しません。

 

 

 

健康に気をつけて、朝食を食べていても病気になります。
朝食を食べない習慣を続けていても病気にならない人だっています。

 

 

 

朝食を食べる、食べないに関わらず、
他の運動習慣であったり、食べる内容・食べる時間であったりと、
他にもさまざまな原因が積み重なって病気になったりならなかったりするんです。

 

 

朝食を食べる=健康
朝食を食べない=不健康

 

 

そんな等式は成り立たないんです。

 

 

 

食べること」を、もっと自由にとらえてみませんか?

 

 

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