我慢の仕方を間違えると人生損をする

 

 

「我慢することが当然だ、我慢は美徳だ」

 

 

 

世間一般では、「我慢するのは当たり前だ」とされ、
我慢し続ければ人生開けるかのような考えがあります。

 

 

 

私も、新卒の頃、「三年間は我慢して働こう」と考えていた時期もありました。
(実際は、2年ちょっとで退職しました)

 

 

 

確かに、嫌なことにも耐えて、上司から言われたことを素直にこなせば、
我慢した分、努力が報わると思えなくもないでしょう。

 

 

 

ですが、我慢するというのは、人によっては神経をすり減らすことであり、
実際には「我慢することが美徳」だと思い込まされているだけなんです。

 

 

 

本気でその会社や仕事が好きで、
貢献していきたいと思う人もいるかもしれませんが、
大抵の人は「働きたくないな……」と思っているはずです。

 

 

 

「働きたくないけど、お金や生活の為に仕方なく」我慢して働くということは、
自分を犠牲にして会社に尽くしている」だけなんです。

 

 

 

貴重な自分の時間を、我慢することに費やすことは、
本当は、とてももったいないことなんです。

 

 

 

 

というわけで、今回は我慢の仕方を間違えると人生損をするということを
お伝えしようと思います。

 

 

 

そもそもなぜ、我慢が美徳と言われるのか

 

どうして、我慢が美徳と言われているのでしょうか。

 

 

実は日本では、学校教育の段階から社会に出た後まで、
一生、徹底的に「我慢」をすることが当たり前だと教え込まれます。

 

 

 

最近は、「個」を大事にするようになってきているので、
昔ほどではないのかもしれませんが。

 

「苦しいことから逃げるな、我慢すれば未来は開けるから」

 

というようなのはよくある考えだと思います。

 

 

そうして、置かれた環境に無理やり馴染もうとして、
上手くいかなくて鬱になったり、自殺したり……。

 

 

当然ですよね、「我慢しなさい」という言葉を、
何にでも当てはめているからそうなるんです。

 

 

 

我慢する必要があるのは、自分のやりたいことをしたい時や、
自分の得意な分野で成果を出そうとする時など、
本当にごくわずかな部分だけです。

 

 

 

しかし、多くの人は何でもかんでも我慢すべきという意味でとらえてしまい、
心身を病む人が出てきてしまうんです。

 

 

 

それでも、我慢を強要する風潮は強く、
いまだに「3年いないに辞めるのは根性なしだ
みたいな考えがまん延しています。

 

 

 

なぜ我慢することが美徳だという考えが消えないんでしょうか。
それは、「経営者や権力者にとって我慢する人は都合がいいから」です。

 

 

 

我慢してくれる人が増えれば増えるほど、
長年働き続けてくれる人が増えるので、上にいる人ほど得をするんです。

 

 

 

ここでは経営者や権力者を例に出しましたが、
そういう人たちでなくても年功序列の仕組みの下では、
容易に出来上がる構図です。

 

 

「後輩は先輩のために尽くすべき」だというのは、
先輩のための言葉なんです。

 

 

我慢すればするほど人生損をする

 

 

一般に言われる「我慢」というのは、上の人があってのものなんです。

 

 

建前としては「あなたの人生のため」という感じですが、
実際には単に歯車が欲しいと言っているにすぎません。

 

 

 

自分の意志で我慢するのは自由ですが、会社の歯車として我慢するのは、
必ずしも自分の人生にとっていいことではありません。

 

 

 

「あの人の紹介だから、この就職断れないな……」とか、
「あの人が我慢したら将来有望だって言っていたから……」なんて、
本当にあてにならないんです。

 

 

 

公務員の二次試験で集団面接があった時、
自己PRで「我慢強いこと」をあげている人がいました。

 

 

その人は、「学生時代からサッカーを続けているから我慢強い」
というエピソードを語っていました。

 

 

ですが、その我慢強さは「自分の好きなことに打ち込んでいるから
継続することができているんですよね。

 

 

 

別に、その自己PRが悪いとは思いませんし、いくら好きなスポーツであっても、
部活で続けられるというのはなかなかスゴイことだと思います。
(サッカーだけに打ち込める状況ではないはずなので)

 

 

しかし、あなたは、数学が嫌いなのに複雑な数式なんて覚えたくないですよね?

 

活字を読むと眠くなるのに、自ら進んで本なんて読みたくないですよね?

 

つまりはそういうことなんです。

 

 

「好きなことが絡んでいる」から我慢強くなれるのであって、
「好きでも無いこと」を必死に我慢してやるなんて、苦痛以外の何物でもないですよね。

 

 

結局、一般的に言われる「我慢」というのは、自分から進んでやるものではなく、
「我慢しなければならない」という気持ちもわかないはずなんです。

 

 

やりたくないことを渋々やることは、自分にとってメリットではありません。

 

 

嫌なことに対しては、チャレンジ精神や使命感もわかないため、
ひたすら責任転嫁したり、いかに上手にサボるかに力をいれてしまいます。

 

 

そんな状態のどこが、「美徳」と言えるんでしょうか。

 

 

自分のやりたいように生きていくのが一番!

 

 

結局のところ、自分の好きを貫くことが自分の人生を豊かにする一番の方法です。

 

 

 

ただ、何も苦労せずに、自分の好きなことだけできるようになるという
勘違いだけはして欲しくないと思います。

 

 

 

何かを成し遂げたいと思ったら、何かを犠牲にする必要がありますし、
何かを我慢しなければならない時もきっとあります。

 

 

 

ですが、この時の「我慢」は、他人のための我慢ではありません。

 

自分が、これからの人生を自分の好きで埋めるための「我慢」なんです。

 

 

今の自分が、5年後10年後の自分を作っていくんです。

 

 

会社の歯車になるための我慢ではなく、
自分のやりたいことをやるための我慢をして、
これから先の人生を自分のやりたいように生きていってみませんか?

 

 

以下もあわせてどうぞ。

 

【無料】自らの力で稼ぐ力を身につける、10日のメール講座

 

メルマガの登録をしてくださった方に、特典の電子書籍を配布しています。
いつまで無料で提供できるか分かりませんので、興味があればお早めにどうぞ。

 

 


自分の力で稼ぐスキルが

10日で身につく無料メール講座配信中!

今だけ限定、有料級の電子書籍をプレゼント


自由への道

〜国や会社に頼らず自分の力で稼ぐための第一歩〜