【働くことが素晴らしい】という考えを捨てた方がいい理由

 

「労働が美徳だという時代ではなくなっている」

 

 

突然ですが、日本の税金の主な収入源は、
労働者(法人含む)から得られる「所得課税」と、
お金を消費する時にかかる「消費課税」です。

 

 

 

これらの税金の割合は、税収全体の8割以上で、
貴重な収入源となっています。

 

 

 

 

つまり、汗水たらして一生懸命働いているサラリーマンが、
日本を支えているんです。

 

 

給料から知らず知らずのうちに天引きされている税金は、
貴重な税金の収入源となっているんです。

 

 

 

この天引きを可能としているのが、「源泉徴収」というものです。
サラリーマンの場合、毎月の給料から、所得税や住民税、
年金に関してのお金などが差し引かれます。

 

 

 

そして「年末調整」で払いすぎた税金が戻ってくる
(もしくは不足分を支払う)ため、表面上は税金の面倒な手続きから
解放してくれているありがたい制度に見えます。

 

 

 

基本的に会社勤めであれば、勤務先の会社が「年末調整」をしてくれますよね。
医療費がたくさんかかったとか、家を購入したなど、特別な事情がない限り、
確定申告をする必要はほとんどありません。

 

 

 

つまり、そういった「源泉徴収」や「年末調整」という制度によって、
国は、私たちが税金の仕組みを知る機会を奪っているんです。

 

 

 

考えてみてください。

 

 

日本国民全員が、毎年確定申告をする必要があったとしたら、
税金の仕組みをもっと知りたいと思うはずです。

 

 

どれくらいの税金を払っているのかという内訳や、
なぜ支払っているのかということも考えるようになると思います。

 

 

 

かく言う私も、会社に勤めていた頃は、源泉徴収票を見ても
手取り額しか気にせず、たくさん引かれるんだな……
くらいにしか思っていませんでした。

 

そもそも、税金の種類そのものをほとんど把握していませんでしたしね。

 

 

はっきり言ってこの国に、税金に関してきちんと理解している人は
どれくらいいるのでしょうか。

 

 

 

もしかしたら、不快に思われるかもしれませんが、
きっと、あなたも意識していないのではないですか?

 

 

しかし、勘違いして欲しくないのは、
私はそれが悪いと言いたいわけではありません。

 

 

そもそも、税収のほとんどは所得課税と消費課税に頼っている状態なんです。

 

 

 

日本は、税金に無関心で勤勉なサラリーマンの「労働」に
支えられているという事実があるんです。

 

 

 

税金に関心のない、労働をしてくれるサラリーマンがいなくなったら、
日本という国は成り立たなくなってしまいます。

 

 

 

だからこそ、「働くことが素晴らしい」という教育が、
国を挙げて行われているんです。

 

 

 

「働くことが素晴らしい」という教育に隠された本音

 

日本には、義務教育というものがあります。
国民の義務にもなっていますし、法律でも定められています。

 

 

 

こうした学校教育を通して、私たちは「働くことが素晴らしい」と、
無意識のうちに教わってきました。

 

みんなと同じように真面目に授業に出て、
みんなと同じように宿題を出したり、課題をこなしていきます。

 

 

鋭いあなたなら、もうお分かりですよね。

 

 

そうです、「集団行動の美徳化」です。

 

みんなと同じように行動することが、教育現場では求められます。
少しでも他の人と違うことを始めようものなら、
全力で止められますし、否定されます。

 

 

「集団行動」を当たり前だと思うことの延長線上に、
「働くことが素晴らしい」という考えがあります。

 

 

みんなが就職活動するから。みんなが会社に雇われていくから。
みんなが結婚するから。(私もしないと)

 

 

 

こんな話があります。

 

 

「ルールを守るドイツ人と、みんながやっているからと、合わせる日本人」

 

ドイツ人は、ルールに従って行動します。

 

一方、日本人は一見ルールに従っているように見えますが、
実はルールを守ろうとしているのではなく、「周りと同じことをしないと!」
という思考で動いていることが多いと言われています。

 

 

例えば、「あの薬はよく効く」と周りが話していれば、
「みんなが良いって言うなら大丈夫だよね」と、ほとんど調べずに
良いものだと決めつけるのが日本人です。

 

ですが、ドイツの人は周りが良いと言っていても調べます。

 

 

もう一つ例を挙げると、飲酒禁止なのに、お酒を飲んでいる人がいたとします。

 

ドイツ人なら、「ここは飲酒禁止というルールになっているので、他で飲んでください」
という表現になりますが、日本人の場合は「誰もここで飲んでいませんよ?」
という感じの言い方になります。

 

 

「みんな○○しているから、私も○○する」
これは、あなたが気付いていないだけで、一種の洗脳です。

 

 

この状態だと、
「みんなが働いている中、私は働いていない」という状況だと、
周りから白い目で見られている気がしませんか?

 

これこそが、「働かないことは悪いことだ」という
洗脳を受けている確たる証拠なんです。

 

 

GWなどの、少し長い休みがあると、「何となく働かないといけない」
なんて思ったりしていませんか?
それに、長期休暇明けの仕事は気が重くありませんか?

 

 

欧米などでは、長期休暇でリフレッシュして、
「さあ仕事をがんばろう!」という風になります。

 

 

しかし、日本人は「休みを取るのは働いている人に申し訳ない」
とか、「連休明けは気が思い」という人が多いですよね。
サザエさん症候群なんて、日本人特有だと思いますよ?

 

 

これこそ、「働くことが素晴らしい」という刷り込み教育からくる罪悪感です。

 

不労所得に対する良くないイメージも、この洗脳から来ています。

 

日本政府としては、日本の税収を支える労働者が少なくなるのはとても困ります。

 

「不労所得=悪いこと、ずるいこと」というイメージが付いて回るのは、
国の思惑なので仕方がないことでもあります。

 

 

それに、雇う側(経営者)も、従業員に安い給料で働いて欲しいというのが本音なので、
長時間働くことが素晴らしいだとか、サービス残業やプライベートを
犠牲にできる人がすごいと刷り込んでいくんです。

 

 

自分の人生を自由に生きるために

 

 

この社会には、2種類の人間がいます。

 

「人を動かす人」「人に動かされる人」

 

 

サラリーマンは、雇われる側なので、動かされる人になります。

 

その生き方が、悪いわけではありません。
先ほどの話から、国を支えているというのは紛れもない事実だからです。

 

 

ですが、そのままだと自分の人生を自由に生きることが難しくなります。

 

 

だからこそ、「働くことが素晴らしい」という、国や社会にとって都合の良い洗脳を
外すことから始めましょう。

 

 

ここま読み進んでくださっているあなたなら、
洗脳は外れかけているかもしれませんね。

 

 

「働くことが素晴らしいこと」から、「自分の人生を自由に生きることこそ素晴らしい」
という風に、脳内変換していきましょう。

 

 

あなたは、国や社会のために、貴重な時間を削りながら働くことを選択しますか?
それとも、あなたらしく自由な生活を送りたいですか?

 

 

選ぶのは、他の誰でもないあなた自身です。

 

 

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